AI人流調査、盛岡中心街で開始 にぎわいと集客に活用

盛岡市の中心市街地で始まったAIによる人流調査のイメージ(市提供)

 盛岡市の中心市街地で、人工知能(AI)を活用した人流調査が始まった。盛岡まちづくり株式会社(斎藤雅博社長)がJR盛岡駅周辺や大通商店街など13カ所にカメラを設置し、年間を通じて通行人数と性別、年齢層を集計する。データは地元商店街に還元し、新型コロナウイルス収束後のにぎわい創出と集客力向上に役立てる。

 カメラは盛岡駅の西口や東口、開運橋、映画館通り、中央通り、市役所、肴町商店街などに設置。毎日午前9時~午後6時に撮影し、年齢層は▽14歳以下▽15~39歳▽40~64歳▽65歳以上-の4区分に分類する。普通車と大型車、自転車、バイクの通過数も数える。

© 株式会社岩手日報社