地物朝ごはんで気持ちよく 石川・活性化プロジェクト

地元食材を使った朝食を味わう参加者=10日午前8時10分、金沢市末町の滝亭

 「しっかり食べよう朝ごはん~ふるさと石川・活性化プロジェクト」(北國新聞社主催、金沢学院大栄養学部特別協力)は10日、金沢市末町の滝亭で開かれ、30人が能登牛や加賀野菜など地元食材を使った特別献立を堪能し、気持ちよい一日のスタートを切った。

  ●能登牛、山菜など60種

 永井宏典料理長が全60種の食材を用いた献立を紹介した。参加者は、かますの木の芽焼き、能登牛と竹の子煮、能登豚の豚汁などをメインに夏野菜や山菜を随所に使った9品を味わい、体の中から活力をつけた。

 金沢学院大栄養学部長の川村美笑子教授が朝食の重要性を語り、「コロナ後の新しい社会で積極的にチャレンジするためには、3食を取る規則正しい生活が欠かせない」と説いた。次回は7月に開催を予定する。

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