若年層創業サポートmocteco「ミートアップ mocmoc 2023」に参加してきました!!

以前記事を書かせていただいた浜中さん(2022/7/7公開の浜中さん記事はこちら)が主催している若年層向け創業サポートプログラム「mocteco(もくてこ)」のミートアップイベントに参加してきました!

「学生の起業」を後押しする団体やイベントを見かけることも多くなってきている昨今ですが、果たして、起業したあと事業はどうなっているのでしょう?

今回はその謎を探るべく、moctecoを通じて起業家精神を養ったみなさんの今を発表する場「mocteco ミートアップ mocmoc 2023」への参加レポートをお届けいたします。

(取材日:2023年3月・文:奥山 恵理)

ロカロウmoctecoは「目的」と「コミュニケーション」の頭文字を合わせた造語なんだよ!mocteco主催者、浜中さんの記事はこちら
学生の起業を支援・北海道の若い世代がもっと挑戦できる社会をつくりたい!北海道エンブリッジ 浜中裕之さんmocteco(もくてこ)とは
moctecoは、2018年9月に北海道 札幌市でスタートした、高校生・大学生を対象にした創業支援プログラムです。
エントリー者が試してみたいと考える企画や、社会への問題意識を起点に事業企画を立ち上げ、実際に利益を生み出すまでをサポートします。
プランのブラッシュアップだけを目的とせず、期間内に自分のプランで1人でも顧客をみつけ、自らの企画で100円でもお金を動かすことを目的とした実践型を重視しています。
moctecoのサイトはこちら## mocteco ミートアップ mocmoc 2023

2023年3月17日に「mocteco ミートアップ mocmoc 2023(イベント情報のリンクはこちら)」 が実施されました。

これまでmoctecoのプログラムに参加したチームたちの「その後」を発表する場がこのミートアップです。会場での発表以外にも、遠方に住んでいる方からオンラインで、時間が合わなかった方からは事前に撮影した動画で参加されるなどハイブリッドな交流会でした。工夫してこの場に集まろうという皆様の熱い気持ちを感じますね!!

まずはじめは、代表の浜中さんからの挨拶。

「対面」で実施されるイベントは3年ぶりとのこと、moctecoが今日までに5期を重ね多くの起業家を輩出していること、そして、ここから生まれた新しいビジネスの売上額を合わせると1億8千万円になっていると発表がありました。

ロカロウ億単位!! 大きな額ですよね!!

続くmocteco修了生から発表は、昨年末にプログラムを終えた5期の方から始まり全部で6名。

  • 「進行中のビジネス」
  • 「一度方向性を見直し中のビジネス」
  • 「世界に向けて拡大していくビジネス」

など、それぞれのビジネスの現在を率直に伝えていただけました。会場やオンライン上に集まった同窓生みなさんそれぞれに大きな刺激があったことでしょう。

「この先困難に見舞われても、こうして仲間がいれば乗り越えられることも多いだろうな、学生のパワーって素晴らしい。」と、応援したい気持ちいっぱいでみなさんの発表を大きく頷きながら聴いてきました!

今回発表された起業家たちはどのようなビジネスを展開しているのか、気になりますよね。
実は、moctecoのOBOG対談がnoteで公開されています!下記よりご覧いただけます!!

note(ノート)エコすぎる海藻「e-Combu」で地球を救う:OBOG体験記(5期生:大砂さん)|mocteco Web Magazine

mocteco5期生の大砂百恵(おおすなももえ)さんに、日々の活動や、mocteco2022での取り組みをお…

note(ノート)やりたいことへの努力が、最大限報われやすくなる社会をつくる:OBOG体験記[5期生:中山さん]|mocteco Web Magazine

①中山さんの現在取り組んでいることを教えてください! プログラミングが好きで、大学1年生の頃からさわり始めて、現在は…

note(ノート)飲食業界が憧れられる社会をつくる:OBOG体験記(5期生:盛さん)|mocteco Web Magazine

mocteco5期生の盛大地(もりだいち)さんに、日々の活動や、moctecoでの取り組みをお話ししていただきました!…

ロカロウmoctecoのプログラムを修了したあとも、こうしてふりかえりの場があるのは大切なことだね。## フリー交流会

みなさんが一通り発表したあとは、立食でのフリー交流会です。

会場であるbokashi Dining ()の特製フードをそれぞれの手にたずさえ、参加されていたみなさんは気になる発表をされた方にもっと詳しい話を聞くために会場内を動き、賑わいを見せていました。

今回のイベントに参加されていたのは、これまでのmocteco各期の卒業生さんと、moctecoサポーターの皆さんです。

サポーターの方は起業家の先輩たちや、チャレンジしたい学生さんたちを応援したい方々です。

交流の様子を見て感じたのは、年齢や経験の差はあれども今回発表したmocteco生も先輩起業家も同じ「起業家」としてある意味同じ視点で交流されているんだな、ということです。

経験者の話をカジュアルに聞いたり聞かれたりする場。ここからまた新しいビジネスアイデアが生まれ、新しい事業へと育っていくことでしょう。そんな未来を思うとワクワクします!!

あたたかい同窓会でした

代表の浜中さんが開会の挨拶で「100円でもいいから売上を立てましょう」とおっしゃっていたことが印象に残りました。

起業したい、何かをやりたい、でもどこからどうしたらいいのか、と、足が止まることもあるかもしれません。
そんな時「自分が何を提供すれば、100円を支払ってもらえるだろうか」と考えると、「まず、これはやっておこう」と思いつくきっかけになりそうです。

ビジネスとしてまずは100円からでも一歩踏み出そう、誰かが困っていることを解決しよう、という気持ちが大切だと思いました!

取材協力

若年層向け創業サポートプログラム mocteco【モクテコ】
http://mocteco.org/

NPO法人北海道エンブリッジ (mocteco運営団体)
http://en-bridge.org/

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