連携プレーで電話de詐欺防止 東金市の銀行員に感謝状

連携プレーで電話de詐欺防止 東金市の銀行員に感謝状

 連携プレーで電話de詐欺を未然に防いだとして、千葉県東金市の銀行員に警察から感謝状が贈られました。

 感謝状が贈られたのは 千葉銀行東金支店の笹倉英二支店長代理と、ロビーの案内係、高知尾純子さんです。

 高知尾さんは4月7日、ロビーを訪れた80代の女性から「自宅のリフォームのため現金230万円を下ろしたい」などと伝えられました。

 用件を聞いた高知尾さんは女性の焦った様子に心配になり、支店長代理の笹倉さんに報告。

 笹倉さんは現金の使い道に矛盾があったことから、電話de詐欺と見破り、近くの交番に通報し、女性が被害にあうのを未然に防ぎました。

 女性は、息子を騙る犯人から「紛失した会社のお金を立て替えて欲しい」と、電話で指示されていたということです。

 2人の見事な連携プレーに対し長嶋署長は「詐欺を水際で食い止めてもらい感謝します」と謝辞を述べました。

千葉銀行東金支店 ロビー案内係 高知尾純子 さん
「怪しいなと思ったときは、私もドキドキするような感じではあった」

千葉銀行東金支店 笹倉英二 支店長代理
「困っている人を助けるというのは、皆様が考えているところだと思う。自分も貢献できたところは非常によかったと思う」

© 千葉テレビ放送株式会社