千葉県八街市で5月10日、春の全国交通安全運動の出動式が行われ、警察や市の職員が飲酒運転の根絶や事故の防止を呼びかけました。
出動式は八街市役所で行われ、佐倉警察署や八街市の職員、地元の交通安全協会のメンバーなど約50人が参加しました。
式の挨拶で八街市の北村新司市長は、2021年6月に児童5人が飲酒運転のトラックにはねられ死傷した事故について触れ、「事故後、関係団体と協力しながら、通学路の整備などを行っている。市民が一丸となって交通ルールを厳守してもらいたい」と話しました。
その後、参加者らは近くの交差点へ移動し、信号で停止した車に、事故防止の啓発グッズなどを配るなどして注意を呼びかけました。
八街市では2023年のゴールデンウィーク期間中、飲酒運転の事故が3件発生していて、警察は関係機関と連携しながら事故防止を徹底したいとしています。