橋脚が傾き通行止めの「川辺橋」 迂回路に歩行者と自転車のための通行帯確保へ 岡山

倉敷市と総社市を結ぶ橋の橋脚が傾き、通行止めとなっている問題です。岡山県は、迂回路とする近くの橋に歩行者と自転車のための通行帯を設けることを決めました。

通行止めとなっているのは、倉敷市真備町川辺と総社市清音上中島を結ぶ「川辺橋」です。橋脚が傾いた上、道路にも亀裂が入っていて、8日午後3時半から通行止めとなっています。

岡山県は、迂回路として近くに架かる「新川辺橋」を通るよう呼び掛けています。

しかし、「新川辺橋」には歩道がなく、路肩も狭いことから、県は、歩行者と自転車のための通行帯を確保することを決めました。

10日と11日、夜間に工事を行い、遅くとも12日の朝には利用できるようにする予定です。県は「川辺橋」の復旧にはかなりの時間がかかるとみています。

通行止めとなる前の日には、大雨が降っていて、専門家と共に橋が傾いた原因を調べています。

(岡山県 道路建設課/蜂谷祥一 課長)
「平成30年(2018年)に点検を行っています。点検の段階では特に異常は見られなかった。今回の雨が影響したのだろうということは推測される」

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