キリンビールは10日、横浜工場(横浜市鶴見区)限定醸造の「一番搾り 横浜づくり」を発売した。昨年に続いての企画で、地域限定で販売する。
アルコール度数は通常より少し高い6%で、豊潤な味わいなどが特色。昨春に発売したタイプより、香りが華やかになるよう微調整したという。
キリンビールマーケティングの藤本省三・横浜支社長は9日夜に市内で行われた「初飲み会」で、「横浜づくりで、地元横浜、神奈川のにぎわいに貢献していきたい」と述べた。第3弾となる今回は、仲見世(川崎)、生麦(横浜市鶴見区)、野毛(同市中区)の3地域を対象に、横浜づくりが飲める飲食店マップも作った。
横浜などの「ご当地一番搾り」は昨年、全国9カ所の工場ごとに地域の風土や嗜好(しこう)を踏まえて限定醸造。今年は47の都道府県ごとに展開し、横浜工場は横浜づくりに加え、東京、静岡、山梨、石川のご当地一番搾りの醸造を担う。
飲食店マップについての問い合わせはキリンビールマーケティング横浜支社業務部電話045(641)9562。