河井夫妻大規模買収事件 石橋広島市議が「当選祝いとして受け取った」無罪主張 広島地裁

4年前の参院選をめぐり、河井元法務大臣から現金を受け取ったとして公職選挙法違反の罪に問われた裁判で、石橋広島市議は「当選祝いとして受け取った」と無罪を主張しました。

広島市議の石橋竜史被告(51)は、4年前の参院選をめぐって河井元法務大臣から現金30万円を受け取った罪に問われています。

10日の初公判で石橋被告は「現金を授受したことに間違いはないが、当選祝いとして受け取ったものである。」と無罪を主張しました。

冒頭陳述で検察側は「河井案里への票の取りまとめの報酬であると認識し、1度は受け取りを拒否したが、2人だけの秘密である旨を告げられ受け取っている。」などと指摘しました。

次回の裁判は5月26日に開かれ、7月下旬に判決が出る予定となっています。

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