新川辺橋に自転車・歩行者通行帯 岡山県、路肩広げ12日朝までに

 高梁川に架かる自転車・歩行者用の川辺橋(総社市清音上中島―倉敷市真備町川辺)の橋脚が傾き通行止めになっている問題で、岡山県は10日、北側にある自動車用の新川辺橋(同)に自転車・歩行者用の通行帯を設ける方針を発表した。

 新川辺橋は東西を結び、全長458.5メートル、幅7メートル。幅0.25メートルの路肩があり、西行きの路肩を1.25メートルに広げてカラー舗装し、自転車・歩行者用の通行帯とする。10、11日に夜間工事を行い、遅くとも12日午前6時から使えるようにする。

 県道路建設課は「ドライバーには一層の安全運転に努め、できる限り他のルートを通るようお願いしたい」としている。

 川辺橋の損傷は8日朝に発覚。7日の大雨が影響した可能性があるという。県は損傷具合などを調査し、修繕や架け替えなどの方針を決めるという。

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