世界柔道、永瀬が2年連続「銅」 堀川と高市は敗退

男子81キロ級3位決定戦でイスラエル選手(下)を破った永瀬貴規=ドーハ(共同)

 【ドーハ共同】柔道の世界選手権第4日は10日、ドーハで男女2階級が行われ、男子81キロ級は2021年東京五輪金メダルの永瀬貴規(旭化成)が3位決定戦を制し、2年連続で銅メダルを獲得した。準々決勝で李俊奐(韓国)に優勢で敗れ、敗者復活戦から勝ち上がった。15年以来2度目の優勝を逃し、この階級で日本勢は6大会連続で頂点に届かなかった。

 女子63キロ級は昨年優勝の堀川恵(パーク24)、東京五輪代表の高市未来(コマツ)が3回戦で敗退。日本勢が同級でメダルを逃すのは2大会ぶり。東京五輪女王のクラリス・アグベニェヌ(フランス)が6度目の制覇を達成した。

女子63キロ級3回戦 メキシコ選手(左)と対戦する堀川恵=ドーハ(共同)

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