
林芳正外相は10日、ポーランドのラウ外相と東京都内で会談し、ロシアの侵攻を受けるウクライナへの支援継続や、法の支配に基づく国際秩序の維持に向けた連携を確認した。ウクライナのゼレンスキー大統領がオンライン参加を予定する先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)を控え、対ロシアで結束を図った形だ。
会談後の共同記者発表で、林氏は「侵略を一日も早く終わらせるため連携したい」と強調。ラウ氏は「ウクライナの復興と経済成長につながるプロジェクトを共に実現したい」と語った。
林氏は会談で、隣国として多くの避難民を受け入れているポーランドの姿勢を評価した。