長野の絶品信州そばが味わえる名店!『地獄谷野猿公苑』のあとに立ち寄りたい店

旅人へひとこと

温泉でくつろぐ野生のサルが人気!地獄谷野猿公苑は世界的にも注目のスポットです。

湯田中渋温泉郷の宿泊に合わせてぴったりのプランをご紹介!

長野県にある湯田中渋温泉郷は、温泉王国・長野県内でも屈指の人気を誇る温泉地です。

特に『渋温泉』には、それぞれ泉質の異なる九つの共同浴場があり、渋温泉内の旅館に宿泊すれば外湯巡りも合わせて楽しむことができます。

外湯巡りは入りかたも楽しい!なんと宿泊者は外湯の外カギを借りることができるので、浴衣姿で下駄を鳴らしながら各共同浴場を巡ることができるんです!

数ある温泉宿の中でも、最も代表的なお宿が歴史の宿・金具屋さん!人気アニメ映画の油屋のモデルになったとも言われるお宿で、そのたたずまいはもはや芸術品!特に夜間はライトアップされ、黄金色に輝く建物は神秘的な美しさを持っています。

野生のサルが温泉でくつろぐ!世界的にも人気のスポットが『地獄谷野猿公苑』です。

いかがですか?このサルの表情!のんびり温泉でくつろぐ姿は人間と変わりないですよね(笑)

湯田中渋温泉郷に宿泊したら、絶対に欠かせないのが、ここ『地獄谷野猿公苑』です。ここは、野生のサルたちが温泉に入ってくつろぐ姿を見れるという、世界的にも珍しいスポットです。

このサルたちの入浴の様子は、「スノーモンキー」として、外国人にも大人気!特に冬場は、たくさんの訪日外国人観光客が集める超人気スポットにもなっているんです!

『地獄谷野猿公苑』までは徒歩30分!

『地獄谷野猿公苑』は、春から冬まで通年で入場することができますが、最もおすすめなのが真冬です。

この季節は、氷点下になることも多く、とても寒いのですが、それはお猿さんも一緒!温かい温泉を求めて、たくさんのサルたちが集結するベストシーズンなのです。

『地獄谷野猿公苑』へは、湯田中渋温泉郷から路線バスでおよそ15分。

上林温泉にあるバス停から約30分のトレッキングが必要です。ほぼ平坦な道のりですが、舗装はされていませんので、足元はしっかりした靴で行く方が良いでしょう。真冬の場合は、散策路はほば雪で覆われていますので、スノーブーツがおすすめです。

歩くこと30分!『地獄谷野猿公苑』へ到着!

散策路入口から歩くこと30分。ようやく『地獄谷野猿公苑』へたどり着きました。

公苑に近付くと、散策路にも野生のサルたちが姿を現しはじめます。ただし、これらのサルたちは全て野生!触ったり餌をやったりしてはいけません!

入口で入場料金を支払い奥へと進むと…そこにはたくさんのお猿さん!大きな露天風呂で温泉を満喫するサルたちを目の前で見ることができます!

元気に走り回る子ザル!毛づくろいする親子ザル!そして温泉に浸かって目を閉じる大人ザル!野生とは思えないその姿は、多くの観光客を魅了しています。

苑内はそれほど広くはありませんので、通常45-60分ほどの滞在が多いようです。往復の散策路含めて120分ほどでしょうか。

もしも途中でお腹が空いても、野猿公苑の向かいの温泉旅館(後楽館)では軽食を頂けるようですが、散策路の途中に飲食店はほとんどありませんので注意が必要です。

お食事は『地獄谷野猿公苑』への入口、志賀高原へ登る国道沿いにある信州そばの『羅臼庵』がおすすめ!

さて、『地獄谷野猿公苑』の散策を終えて、散策路入口まで戻ってきました。時間はちょうどお昼前。歩いたのでお腹も減ってきました。

今回お食事は、国道沿いにある一軒のお蕎麦屋さん『羅臼庵』へ。こちらがまた…絶品でした!志賀高原へ向かう志賀草津道路沿いにあるため、目にしたことがある方も多いかもしれません。お店の前に駐車スペースもありますので、お車でのアクセスもおすすめですよ。

お品書きはこちら。

「天ぷら蕎麦(そばと季節の天ぷらセット)」

・十割そば(1,400円)

国内産ひきぬきそば粉を使用

田舎風で黒っぽい少し太めのそばです

・二八そば(1,300円)

国内産石臼挽きそば粉を使用

小麦粉二割とそば粉八割で打ったそばです

・そば単品

十割そば(1,000円)/二八そば(900円)

この他、「そばがき」や「そば雑炊」といったメニューもありました。

季節の天ぷら付きの十割そばが絶品!

散々迷った挙げ句…今回は「天ぷら蕎麦セット 十割そば」をオーダーしました。

こちらは十割ざるそばに、えのき茸、エリンギ、かぼちゃ、いんげんなど季節の天ぷらがセットされた逸品です。十割そばは販売数が少ないようなので、注文できる時はぜひおすすめです!

まずはそばをそのまま一口。うん!十割そばらしい香りがふわっと広がります!しっかりコシもあるので食べ応えもあります!

続いて漬けダレにつけてもう一口すすります。うん!うん!醤油ベースの濃い目のタレがそばの香りをさらに引き立ててとても美味!このタレは、店名にもなっている羅臼産の昆布から出汁を取った上品なお味!

さらに天ぷらをひとつ。この天ぷらの主役はえのき茸ですね!一本一本しっかり衣をまとって、カリカリッとした歯ごたえも絶妙です!

この天ぷら、もちろんそのままでも充分美味しいのですが…要注目のポイントがあります。

それが、合わせて運ばれてくる漬け塩。旅館などでは抹茶塩が付いてくることが多いですが、ここ『羅臼庵』の漬け塩は…なんと蕎麦の実を塩と和えたそば塩!これがものすごく美味!なかなか気付けないところですが、こういうところがポイント高いですよね!

美味しいそばと美味しい天ぷらをいただいて、この日のランチも大満足でした!

湯田中渋温泉郷に宿泊したら、地獄谷野猿公苑で温泉でくつろぐ野生のサルを見学!その後は名物の信州そばをいただくという、冬の長野県を堪能できる最強プラン!

ぜひ、スノーモンキーと合わせて絶品信州そばもお楽しみくださいね!

■こちらでもオススメのお店などを紹介しています!

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羅臼庵

〒381-0401 長野県下高井郡山ノ内町平穏1455−5

*この記事は2023年1月時点の情報を基に作成しています。

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ライター:旅人サイファ

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