三浦半島の地蔵尊12年ぶり御開帳 記念ウオークも

御開帳された地蔵尊などと大松寺の大野住職=横須賀市小矢部

 神奈川県横須賀市や三浦市など三浦半島の38寺院と地蔵堂で、地蔵尊の御開帳が24日まで行われている。明治期から卯(う)年に行われ、12年ぶり。横須賀市や京急電鉄などによる横須賀集客促進・魅力発信実行委員会も期間中、記念のウオークイベントを開催し、参加を呼びかけている。

 御開帳は4月24日に始まった。同市小矢部3丁目の大松寺では高さ6センチほどの小さな地蔵尊を公開している。大野元久住職(56)は「身近な地蔵尊だが、寺院によって大きさや表情、衣装は異なる。それぞれの違いを楽しんでほしい」と話している。

 各寺院とも参拝時間は午前8時から午後5時まで。問い合わせは、三浦地蔵尊霊場会事務局電話046(836)2155。

 ウオークイベントは京急線馬堀海岸駅を起点に10キロほどの2コースを設定。マップを手に対象となる寺院や公園を回ると、オリジナル缶バッジなどがもらえる。問い合わせは、市観光案内所電話046(822)8301。

© 株式会社神奈川新聞社