国道207号の交通事故を減らそうと、鹿島署(辻俊彦署長)は2日、北鹿島小の児童と一緒に「事故多発注意」などのハンドポップを掲げて、ドライバーに安全運転を呼びかけた。
同署管内では、国道207号での交通事故が全体の約3割を占めていることから、事故抑止を目的に企画した。同小の新入生歓迎遠足に合わせて、児童や署員、交通安全指導員ら約200人が「追突注意」などのハンドポップを手に持ち、国道沿いを約700メートル歩いた。
同署交通課の川﨑洋課長は「新型コロナが落ち着き、人の動きが活発になると、交通量が多い道路では事故も増えてくる。5、6月は新入生の事故も多い傾向があるので、ドライバーは安全運転を徹底してもらいたい」と話した。(山口源貴)