レッドソックスが快勝 ジャンセン400S到達 吉田はノーヒット

【レッドソックス5-2ブレーブス】@トゥルイスト・パーク

レッドソックスは同点に追いつかれた直後の7回表にライメル・タピアのタイムリー二塁打で勝ち越すと、9回表にも2点を追加し5対2でブレーブスに勝利。敵地での2連戦を1勝1敗のタイで終えた。レッドソックス先発のブライアン・ベヨが1勝目(1敗)をマークし、4番手のケンリー・ジャンセンが5セーブ目を記録。ブレーブス5番手のA.J.ミンターは3敗目(2勝)となった。

負ければ地区最下位タイ転落となるレッドソックスは、4回表にエンリケ・ヘルナンデスとジャレン・デュランの連続タイムリーで2点を先制すると、先発のベヨが5回まで強力ブレーブス打線をゼロに抑える好投を披露。ベヨは6回裏にロナルド・アクーニャJr.の7号ソロとエディー・ロサリオのタイムリーで同点を許してしまったものの、チームは直後にタピアのタイムリー二塁打で勝ち越すと、さらに9回表にはトリストン・カサスが5号2ランを放つなど打線が援護した。

レッドソックスの吉田正尚は「4番・DH」でスタメン出場し、ファーストゴロ、サードフライ、空振り三振、空振り三振で4打数ノーヒット。この日ブルペンデーとなったブレーブスの細かい継投に対応しきれず、2試合連続のノーヒットとなってしまった。三振の少なさが持ち味の吉田だが、この2試合で3三振を喫しているのは不安要素。今季の成績も打率.298と3割を下回ってしまったが、移動日を挟み本拠地に戻る次のカードでは本来の打撃を取り戻し、再び快音を響かせたいところだ。

なお、この試合の最終回を締めたジャンセンは通算400セーブを達成。2010年にドジャースでメジャーデビューしたジャンセンは、2012年にクローザーに就任すると短縮シーズンの2020年を除き10年連続で20セーブを達成するなど安定した投球を見せてきた。うち4回は40セーブに到達し、ポストシーズンにも2013年から10年連続で出場するなど輝かしい活躍でマイルストーン到達となった。

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