カブスが3連戦被スイープ回避 鈴木とヌートバーは2人で5出塁2打点

【カージナルス4-10カブス】@リグレー・フィールド

カブスは2点を追いかける3回裏に鈴木誠也のタイムリー二塁打とパトリック・ウィズダムの12号2ランで逆転に成功すると、以降7回裏まで毎回得点を記録し計10点を奪う猛攻。10対4でカージナルスを下して本拠地での被スイープを回避した。カブス先発のジャスティン・スティールは無傷の6勝目をマークし、カージナルス先発のジョーダン・モンゴメリーに5敗目(2勝)が記録されている。

本拠地での被スイープはなんとしても避けたいカブスだが、初回にノーラン・アレナドのタイムリー三塁打、3回表にはウィルソン・コントレラスのタイムリーで2点を失ってしまう。それでもこの日は打線が奮起。3回裏二死2塁から鈴木がタイムリー二塁打を放つと、続くウィズダムの2ランで主導権を奪い取る。すると4回裏にはヤン・ゴームスの6号2ラン、5回裏には内野ゴロ間の得点、6回裏には4本のヒットで3得点と勢いが止まらず、カージナルスを突き放した。

「5番・右翼」でスタメン出場し、3回に反撃の狼煙を上げるタイムリーを放った鈴木誠也は、ショートゴロ、ライトへのタイムリー二塁打、レフト前ヒット、四球、ショートゴロで4打数2安打1打点。自身6試合ぶりの長打を皮切りに3出塁の活躍でチームの勝利に貢献した。

一方カージナルスのラーズ・ヌートバーは左投手が先発だったこともあり「8番・右翼」でスタメン出場。ショートゴロ、四球、センター前タイムリー、ファーストゴロで3打数1安打1打点とこちらも活躍。試合には敗れたものの、持ち味の選球眼で3試合連続の四球を記録し、追撃のタイムリーを放つなど相手投手の左右を選ばない好調ぶりをアピールしている。

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