東京駅の丸の内エリアで「丸ビル」の愛称で親しまれる商業施設「丸の内ビルディング」。地下1階に20店舗もの飲食店が集結した「マルチカ」が、2023年4月28日(金)にリニューアルしました。初出店の「BUTTER 美瑛放牧酪農場」は、牛乳はもちろん、バターやチーズ、スイーツなどが並ぶお店。カフェも併設されているので、毎朝作りたてのバターをその場で味わうこともできます!
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東京初出店「BUTTER 美瑛放牧酪農場」
開業20周年を迎えた「丸ビル」の地下1階にオープンしたフードゾーン「マルチカ」。新業態・商業施設初出店を含む20店舗はどのお店も気になるばかり! 今回は、マルチカに初出店した「BUTTER 美瑛放牧酪農場」を紹介します。
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北海道美瑛町に「美瑛放牧酪農場」を開き、パンとお菓子の原料となる乳製品を自社で開発・製造している「美瑛ファーム」。ジャージー、ホルスタイン、ブラウン・スイス、モンベリアードの4種類の牛を放牧し、搾乳した生乳はその日のうちに、バターやチーズ、ヨーグルトなどに加工しています。
なんと、東京・銀座や青山にある「セントル ザ・ベーカリー」のお店でも、こちらの乳製品を使用しているのです。
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初出店となる「BUTTER 美瑛放牧酪農場」。ガラス張りの部屋では、バター作りの真っ最中。まるで北海道の牧場にやってきたような気分になる外観です。
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物販とカフェを併設し、店内全体はクラシックで落ち着いた雰囲気。毎朝手作りしているフレッシュなバターやチーズの計り売りに、その場で楽しめるバタースイーツ、カフェメニューと、美瑛の乳製品の魅力が溢れています。
素材を味わう乳製品
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ショーケースの中では、バターの形成の様子も見られて工場見学気分にも。なんと言っても、自慢のバターは「ミルクを食べるバター」(100g/税込1,296円)。美瑛放牧場で絞り立ての生乳から素早くクリームを分離して製造しています。発酵させず、できる限りミルク感を残してほんのり甘いことが特徴。ブロック、希望のサイズや形に仕立てて販売しています。
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放牧酪農の4種の牛の生乳をブレンドし熟成させたハードタイプのチーズ「フロマージュ ド 美瑛」も(100g/1,000円台〜)。熟成14カ月の冬ミルク、熟成22カ月の夏ミルクと、夏と冬・熟成期間によって味わいも異なっています。
ちなみに、24カ月熟成した「フロマージュ ド 美瑛 夏ミルク」は『Japan Cheese Awards2022』に初出品しグランプリを受賞しています!
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ほかにも、美瑛の低温殺菌牛乳、飲むヨーグルト、チーズフォンデュミックスなど、こだわりの乳製品が並んでいます。
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自分で選べるビスケット缶
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選んで楽しい開けてうれしい「オリジナルビスケット缶」。まず、缶のサイズ(小サイズ税込440円、中サイズ税込550円)を選び、好きなビスケットを自由に詰め合わせ。小サイズの缶は8〜10種類(目安約5,000円〜)、中サイズの缶は12〜15種類(目安1万円前後)入ります。
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できたてのバターを使ったビスケットの数々。ブールドネージュ、チョコレート、ピスタチオなど20種類(1枚100円台〜)。種類ごとに価格が異なるので、完成したビスケット缶によって価格も異なります。
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詰め方や枚数は相談しながら、スタッフさんが缶のサイズに合わせて上手に詰めてくれます。小缶でもズシッと重く、丸、四角、牛など、ビスケットの形もいろいろあり、選ぶだけでもワクワク!
とことんバターを味わうカフェメニュー
カフェでは、フレッシュなミルク (低温殺菌牛乳)、できたてのバター、こだわりのチーズを使ったオリジナルメニューが登場します。
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名物は「『ミルクを食べるバター』を食べるホットケーキ」(税込2,420円)。銅版でじっくり焼き上げる、美瑛産小麦を使ったホットケーキを3枚に、自信作「ミルクを食べるバター」を100gの塊をそえたセット。シンプルだからこそ、バターを極上に堪能できそう。余ったバターは専用保冷バッグで持ち帰りOK。
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「『ミルクを食べるバター』を食べるパン」(税込1,100円)は、5枚切り食パンが1枚と、「クチュール・ド・パター(50g)」とグラニュー糖がついたセット。食パンは「セントル ザ・ベーカリー」のもの。できたてフワフワのバターをつけて、お好みでグラニュー糖をかけてシュガーバターにもアレンジ。生の食パンでいただきますがトーストも可能です。
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チーズフォンデュやチーズの食べ比べセットのメニューもあります。夏と冬のミルク、熟成期間の違いを楽しむチーズ好きのためのセットです。
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美瑛放牧酪農場の生乳とてんさい砂糖だけでできた「ソフトクリーム(アーモンドチュイール付き)」(税込660円)。テイクアウトもOK(コーン税込540円・カップ税込486円)で、アイスドリンクにのせてフロートにもアレンジできます(+税込330円)。
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ドリンクは、放牧場で人気の低温殺菌牛乳や、好みの濃さで自分でブ>レンドできるカフェオレ、フランスの老舗「ショコラ ボナ」のチョコレートドリンク、「一保堂茶保」の最高級抹茶を使った抹茶ラテなど、ドリンク類もこだわりが光っています(600円台~)。
ちなみにカフェでは、ウェルカムドリンクに、バターを作る際にできる副産物「バターミルク」をいただけるのもうれしい!
バター・ミルク好きは要チェック
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バター100gを添えたホットケーキなど、驚きがいっぱいだった「BUTTER 美瑛放牧酪農場」。この豪快さも、素材が新鮮だからできることだと改めて感じました。サクッとテイクアウトでも、カフェでゆっくり休憩でも、バター好き・ミルク好きさんに訪れてほしい新スポットです!
BUTTER 美瑛放牧酪農場
住所:東京都千代田区丸の内2-4-1 丸ビル B1階
電話:03-5860-3695
営業時間:月〜土10:00~21:00、日祝10:00~20:00/カフェコーナー 月〜土11:00〜20:00(LO19:00)、日祝11:00〜19:00(LO18:00)
定休日:施設に準ずる(1/1及び法定点検日は除く)
公式サイト:BUTTER 美瑛放牧酪農場:https://www.marunouchi.com/tenants/10351/index.html
美瑛ファーム:https://biei-farm.co.jp/index.html
丸の内ビルディング:https://www.marunouchi.com/building/marubiru/
交通:「JR東京駅」丸の内南口から徒歩約1分
[all photos by kurisencho]