オールNBAチームが発表、アデトクンポがMVPエンビードを抑えてトップに

シーズンMVPエンビードはポイント3位に

現地5月10日(日本時間11日)、NBAは2022-23シーズンのオールNBAチームを発表。最もポイントを稼いだのはヤニス・アデトクンポ(バックス)で投票者全員から1位票を獲得。ジェイソン・テイタム(セルティックス)、ジョエル・エンビード(シクサーズ)、シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(サンダー)、ルカ・ドンチッチ(マーベリックス)が共にファーストチームに選出された。

投票は記者、放送担当者100人によって行われたもの。トップポイントとなったアデトクンポはなんと1位票100というパーフェクトな得票となった。シーズンMVP投票では最も1位票を獲得し、初の受賞となったエンビードもファーストチーム入りを果たしたものの、テイタム(484)に続く474ポイントとなっている。

昨季まで2シーズン連続MVPのニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ)はセカンドチーム入り。同じくステフィン・カリー(ウォリアーズ)、プレイオフ1回戦での第1シード・バックス撃破に貢献したジミー・バトラー(ヒート)もセカンドチーム入りとなった。

また八村塁のチームメイト、レブロン・ジェームズ(レイカーズ)はサードチーム入りとなって、なんと19度目という受賞となった。

これまでガード、フォワードから各2選手、センター1選手という選出となっていたオールNBAチームだが、この形式は今回が最後。来年からは、ポジションの分別なし選出となることが決まっている。

■オールNBAファースト・チーム

P/プレイヤー/チーム/1位票(5点換算)/2位票(3点換算)/3位票(1点換算)/ポイント/受賞歴

F/ヤニス・アデトクンポ/バックス/100/0/0/500/7度目(1st×5、2nd×2、3rd×0)

F/ジェイソン・テイタム/セルティックス/92/8/0/484/3度目(1st×2、2nd×0、3rd×1)

C/ジョエル・エンビード/シクサーズ/87/13/0/474/5度目(1st×1、2nd×4、3rd×0)

G/シェイ・ギルジャス・アレクサンダー/サンダー/63/29/5/407/初(1st×1、2nd×0、3rd×0)

G/ルカ・ドンチッチ/マーベリックス/60/33/4/403/4度目(1st×4、2nd×0、3rd×0)

■オールNBAセカンド・チーム

P/プレイヤー/チーム/1位票(5点換算)/2位票(3点換算)/3位票(1点換算)/ポイント/受賞歴

C/ニコラ・ヨキッチ/ナゲッツ/32/68/0/364/5度目(1st×3、2nd×2、3rd×0)

G/ドノバン・ミッチェル/キャバリアーズ/45/36/16/349/初(1st×0、2nd×1、3rd×0)

G/ステフィン・カリー/ウォリアーズ/17/20/43/188/9度目(1st×4、2nd×4、3rd×1)

F/ジミー・バトラー/ヒート/1/52/21/182/5度目(1st×0、2nd×1、3rd×4)

F/ジェイレン・ブラウン/セルティックス/1/45/29/169/初(1st×0、2nd×1、3rd×0)

■オールNBAサード・チーム

P/プレイヤー/チーム/1位票(5点換算)/2位票(3点換算)/3位票(1点換算)/ポイント/受賞歴

C/ドマンタス・サボニス/キングス/0/26/69/147/初(1st×0、2nd×0、3rd×1)

G/ディアロン・フォックス/キングス/1/33/40/144/初(1st×0、2nd×0、3rd×1)

G/デイミアン・リラード/ブレイザーズ/0/36/29/137/7度目(1st×0、2nd×4、3rd×2)

F/ジュリアス・ランドル/ニックス/0/30/35/125/2度目(1st×0、2nd×1、3rd×1)

F/レブロン・ジェームズ/レイカーズ/0/16/33/81/19度目(1st×13、2nd×3、3rd×3)

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