震度５強を観測した千葉県木更津市では、寺の瓦が崩れ落ちたり、飲食店の灯篭が倒れたりする被害がありました。
大きく崩れ落ちた寺の瓦。
ＪＲ木更津駅近くにある光明寺では、本堂の瓦の屋根が崩れたり、大きく右にずれるといった被害が確認されたほか、外壁が一部剥がれたりしたということです。
木更津市 光明寺 住職
「部屋で寝ている時に突き上げるような揺れがあり、横揺れがあった。そのあと起きて中を見て回った。本堂の棟の瓦が崩落したところがあるので、修理していかないといけない。課題になっている」
木更津市ではこのほかにも、飲食店入口にある１.５メートルほどの灯篭が倒れたほか、駅の反対側では、２階建て建物に入る店舗の窓ガラスが割れるなどの被害があったということです。
強い揺れを体感した市内の人たちは…
木更津市に住む人はー
「まだ小さい子どもたちもいるのでちょっと心配。外の壁が落ちたみたいでブロックが割れていた。塀の一部が壊れたみたい」
君津市に住む人はー
「いままであまり体感したことのないレベルの揺れだったので、急いで机の下に隠れた。花瓶が落ちたが割れたりしなかったので良かった」
木更津市内のホテルにいた人はー
「点検のためエレベーターが停止していた。ここを離れて新幹線で帰るので（余震など）来なければ良いなと思っている」
