「毎日 一歩ずつ進んでいる」広島カープ 栗林良吏 復帰に向け 練習密度増す

現在、1軍から離れている広島カープの守護神・栗林良吏 。一歩ずつ復帰に向けてのステップを踏んでいます。

プロ入り3年目にして、初めて登録抹消となった栗林。10日午前中におよそ2時間かけて身体のケアなどを行った後、抹消後初めてスパイクを履いて、キャッチボールをしました。

まだ、右太ももを気にしながらも、6割から7割程度の力で時折り、フォークなどの変化球も交えて投げていました。

本人は、「右太ももを痛めたのは、体重を後ろの足に残すフォームに修正したために負荷がかかったのではないか。ただ、下半身が使えなかった状態から使えたフォームになった証なのでプラスにとらえている」と話していました。

今後については、「早ければ日曜日にもブルペン入りを考えているが、実戦については決まっていない。まずはあせらず治して、100%の状態で戻ることと、1軍で打たれないようにフォーム修正をしっかりやって、1軍に呼んでもらえるようにがんばりたい」と語りました。

また、ノックも10日から再開しており、トレーニングの内容も密度が増しています。

「毎日、一歩ずつ復帰に向けて進んでいます」と明るい表情だった栗林。プロ3年目で初の1軍登録抹消とあって、1軍の試合をテレビで見るのも入団してから初めてですが、「1軍の試合は妻と子どもと一緒にプレーボールからチェックしています」とのことでした。

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