世界のグルメ集結 催し充実へCF 岡山大生、運営費の一部募る

 岡山大(岡山市)の学生が、世界各国のグルメを堪能できるイベント「The World Kitchen」を27、28日に同市北区石関町の石山公園で開く。多文化交流の輪を広げようと昨年に続いて企画。今回は内容を充実させる予定で、運営費の一部をクラウドファンディング(CF)で募っている。

 英語を共通言語とし留学生と日本人学生が共に学ぶグローバル・ディスカバリー・プログラム(GDP)の有志13人が実行委を結成した。前回(昨年11月)は約600人が来場し好評だったことから日程を2日間に拡大。新たにステージイベントやゲームを用意し、GDPの留学生や地域の外国人との交流を深めてもらう。

 当日は県内20の飲食店・団体がネパールのカレー、トルコのケバブ、メキシコのタコスなどを販売。子どもや外国人らによるフラダンス、太極拳、バンド演奏のほか、簡単な英会話を交えたビンゴやカードゲームが楽しめる。

 実行委員長の2年岡田栞那さん(19)は「大学の枠を超え地域でもグローバルな交流の場をつくりたい。異文化に触れ興味を持つきっかけになれば」と話す。

 CFサービスは山陽新聞社や中国銀行の「晴れ!フレ!岡山」を活用。当初目標の30万円を達成し「ネクストゴール」に60万円を掲げ20日まで受け付ける。詳細は専用サイト(https://readyfor.jp/projects/117263)。

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