ヘルメット着用率は?去年の自転車事故のうち約7割は非着用

交通安全運動でも重点項目となっているように、4月から自転車のヘルメット着用が努力義務化されました。

愛媛県警によりますと、去年発生した自転車事故で死傷者458人のうち、324人、約7割が、ヘルメットを着用していなかったということです。このうち亡くなった5人は全員着用していませんでした。

年代別で見ると、着用が義務化されている県立高校生を含む10代を除く世代はいずれも着用率が低く、中でも60代以上は、131人のうち着用していたのはわずか7人でした。

また、自転車の絡む事故の8割近くが交差点やその周辺で起きていて、一時停止の怠りや安全をよく確認しないまま交差点に進入したことが主な原因だということです。

自転車に乗る方はヘルメット着用はもちろん、「車は当然、こちらを認識しているだろう」などと思い込まず、きちんと安全を確認することが自らの身を守るといえそうです。

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