中国「G7こそ国際ルール破壊」 米国を批判

 【北京共同】中国外務省の汪文斌副報道局長は11日の記者会見で、19日に開幕する先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)を巡り「G7は国際ルールを順守するよう中国に要求しているが、自分たちこそ国際ルールを破壊している代表格だ」と批判した。

 汪氏は米国が「外交圧力、経済的脅迫、軍事干渉のこん棒を好き勝手に振りかざしている」と主張。「国際ルールを旗印に自らの覇権的地位と私利を追求するのをやめるよう促す」と述べた。

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