【新型コロナ】神奈川で198人入院 うち重症者は8人 5類移行後、県が初の公表

 神奈川県は11日、新型コロナウイルス感染症の入院者数を公表した。10日時点で県内では198人が入院し、うち重症者は8人だった。 

 県は新型コロナの5類移行を受け、入院者数の公表を毎日から週1回に変更。今回が8日の5類移行後、初めての公表となる。

 8日時点の入院者数は217人で、集計方法は異なるものの19人減った。重症者数は同じだった。

 10日時点の確保病床数は2195床で、確保病床に入院しているのは116人。病床全体の使用率は5.28%で、このうち重症用病床は2.29%。県は5類移行に伴い、確保病床を9月30日までに段階的に650床に縮小する。

 毎日の感染者数の公表も5類移行に伴って終了しており、今後は県内医療機関約380カ所での一週間の患者数を県が毎週木曜日に公表する。初回の公表は18日の予定。

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