久光スプリングスが鳥栖市長にシーズン報告

向門慶人市長(中央)にシーズン終了報告に訪れた萱嶋章社長(左)、石井優希選手(同2人目)ら=鳥栖市役所

鳥栖市 バレーボール女子Vリーグ1部、久光スプリングス(鳥栖市)の萱嶋章社長、石井優希選手らが11日、シーズン終了報告で鳥栖市の向門慶人市長を訪れた。前日はチームの新練習拠点「サロンパスアリーナ」の完成披露が市内であり、新たな環境で日本、アジアの頂点を目指すと意気込みを語った。

 萱嶋社長は「アリーナがオープンし、新しい歴史のスタートを切ることができた。チーム心一つに、市民の皆さんに貢献できるよう頑張っていきたい」とあいさつ。向門市長は「世界トップレベルの選手が目の前にいるのは市民もうれしいし、子どもたちに話すと目がキラキラする」と話し、今後の交流に期待した。

 今季で引退する石井選手はリーグ3位の成績について「連覇には届かなかったが、団結力があり、収穫があった。来季は若返るが、若手にしか出せないものを生かしてリーグ優勝へ頑張ってほしい」と語り、新アリーナは「ぜいたくな施設。勝たないといけない」と笑顔を見せた。一行は12日、佐賀県庁を訪問する。(樋渡光憲)

© 株式会社佐賀新聞社