宇都宮市内の小学生が田植えに挑戦! 地域の自然やコメづくり学ぶ

 自分の住んでいる地域の豊かな自然や、コメ作りを学ぶことで、食文化や食生活に関心を持ってもらおうと11日、宇都宮市の児童たちが田植えを行いました。

 田植えを行ったのは、宇都宮市の白沢小学校の5年生37人です。田植えは今年、栃木県の誕生と同じ創立150年を迎える、白沢小学校の恒例行事。毎年、5年生が総合的な学習の時間にコメ作りを学び田植えや稲刈りを体験しています。

 この日は学校近くの白沢公園内にある、「西鬼怒川地区グラウンドワーク活動センター」の約4アールの田んぼに、手作業でもち米の苗を植えるのが目標です。

 絶好の田植え日和の中、地元農家やNPO法人グラウンドワーク西鬼怒のメンバーの指導を受けながら、児童たちは目印のついた紐に沿って15センチ間隔に3本ずつ手際よく苗を植えていき、約1時間で田植えを終えました。

 植えられたもち米は、途中で成長の様子を観察し、秋に稲刈りを行って収穫する予定です。収穫したもち米は給食のご飯に混ぜて全校児童で食べるということです。

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