尖閣周辺、中国船の領海侵入続く 2日連続、今年14日目

 第11管区海上保安本部(那覇)は12日、沖縄県・尖閣諸島周辺で11日に領海侵入した中国海警局の船2隻が領海内に引き続きとどまっていると発表した。中国当局の船が尖閣周辺で領海侵入したのは2日連続で、今年14日目。

 11管によると、2隻は11日午前2時55分ごろから、相次いで領海に侵入。日本漁船1隻の動きに合わせて航行しており、海保の巡視船が領海から出るよう警告した。

 領海外側の接続水域でも別の中国船2隻が航行し、うち1隻は機関砲のようなものを搭載。接続水域を含め、尖閣周辺で中国船が確認されるのは107日連続となった。

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