施設を巣立つ子応援 NPO法人、道内で本格始動へ 生活支援のセミナー8月開始

社会的養護のもとを巣立つ子どもの自立支援に取り組む、岩沢さん(右)ら北海道事務局の2人

 児童養護施設や里親家庭など「社会的養護」の元を巣立つ子どもの自立を後押しするNPO法人「ブリッジフォースマイル」(B4S、東京)は今夏から道内での活動を本格化させる。原則18歳で施設などを離れなければならない子どもは、その後の生活で困難を抱える例が少なくない。関東圏などで生活品の提供や学費面を援助してきたB4Sは、8月から札幌で金銭管理などを学ぶ高校生向けセミナーを行う。

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