ジョニ・ミッチェル、昨年出演したフェスでの貴重なライブを収めたアルバム発売

ジョニ・ミッチェルが、昨年の夏に【ニューポート・フォーク・フェスティバル】で行ったサプライズ・パフォーマンスを収めたライブ・アルバム『ジョニ・ミッチェル・アット・ニューポート』がCDと2枚組アナログ・セットの形態で、2023年7月28日に全世界同時発売されることが決定した。

本作は、ジョニにとって近しい存在であるブランディ・カーライルが、ジョニと共にプロデュースを手掛け、共同制作を務めている。リリース同日にデジタル解禁され、ドルビー・アトモスの配信も開始となる。本作より「青春の光と影(原題: Both Sides Now)」のライブ音源が先行配信となった。

ジョニは、当日ブランディが率いた錚々たる面子のバンドと共にステージに登場した。ブランディのバンド・メンバーであるフィル&ティム・ハンセロート、ワイノナ・ジャッド、マーカス・マムフォード、セリース、ジェス・ウルフ、ルーシャスのホリー・レシグ、ドーズのテイラー・ゴールドスミスなどがバンド・メンバーとして参加した。

本作のライナーノーツでキャメロン・クロウは、ニューポートでの感動的な凱旋を導くこととなった、2015年の致命的な脳動脈瘤からの、ジョニの険しくも奇跡的な回復について、「ステージの袖から現れたジョニは、ベレー帽とサングラスをつけた上品な夏のスタイルで、ゆっくりとスムーズに登場した。すると、彼女の柔らかい雰囲気がすぐにその場の雰囲気を変えた。まるで、回復してからここ数年の間、ジョニが自分のリヴィング・ルームで開いている【ジョニ・ジャム】そのままに、親しい友人たちが集まってパフォーマンスをするような雰囲気だ。大きな笑顔を見せて、突然現れたジョニは、ステージでブランディと並んで座った。すると間もなく、そのニュースが世界中にあっというまに広まった。優しくも情熱的な13曲の楽曲からなるセットリストは、喜びに満ちあふれたシンガロングを巻き起こした“サークル・ゲーム”で幕を閉じ、熱狂に包まれて、ジョニはステージを後にした」と綴っている。

そして6月10日、ジョニは、米ワシントン州のゴージ・アンフィシアターで開催される、一度限りの【ジョニ・ジャム】で、ブランディ・カーライルをスペシャル・ゲストに迎えてヘッドライナーを務める。これは実に20年ぶりのチケット販売による公演で、昨年秋に公演の情報が告知されるやいなや、コンサートは即ソールド・アウトとなった。

◎リリース情報
アルバム『ジョニ・ミッチェル・アット・ニューポート』
2023/7/28 RELEASE
WPCR-18610 2,860円(tax incl.)

Photo: ©Nina Westervelt

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