エルニーニョ発生の可能性 気象庁、夏までに80%

 気象庁は12日、世界の異常気象の一因とされ、南米ペルー沖の海面水温が平年よりも高い状態が続くエルニーニョ現象が夏までに発生する可能性が80%で、高いとする監視速報を発表した。

 エルニーニョ現象は日本では夏の気温が低くなるとされるが、気象庁によると、ペルー沖の海面水温が低くなるラニーニャ現象が冬まで続いた影響が残り、今夏は暑くなる可能性があるという。

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