広い範囲での晴天は一旦、きょうまでとなりそうだ。
九州北部では今夜から雨雲がかかりだし、土日は全国的に天気が崩れる見込み。雷雨になる所もあるため、落雷や突風などに注意が必要となる。
■天気崩れる週末
週末は湿った空気や寒気の影響をうけるため、全国的に大気の状態が不安定になる。
あす土曜日の午前中は西日本で雨の範囲が広がり、関東でも早い所では朝から雨の降りだす所がありそうだ。昼頃からは西日本だけでなく、東日本、東北南部にかけて雨の範囲が広がり、雷雨に所もある見込み。
あさって14日(日)にかけて、各地でスッキリしない天気が続きそうだ。
■日曜日は西日本を中心に雷雨のおそれ
14日(日)は近畿から東北を中心に雨の時間が長く、特に東海や関東で雨脚が強まることが予想される。
日中には雨雲が抜ける九州や四国、中国でも、午後は発雷確率が高くなっている。一旦、雨が止んだとしても、再び降り出し、雷雨になる所もありそうだ。落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意が必要となる。
■暑さはなし
日中の気温は土曜日は北日本で平年より高く、札幌や青森でも21℃まで上がる予想となっている。一方、関東から西ではこの時季としては低めで、東京は19℃予想と5日ぶりに20℃を下回る見通し。
日曜日も平年並みか低い所が多く、25℃を超える所は一部に限られそうだ。
(気象予報士・多胡安那)