ミズノが過去最高益 WBCやW杯効果で

 ミズノが12日発表した2023年3月期連結決算は、売上高が前期比22.8%増の2120億円、純利益は28.4%増の99億円でいずれも過去最高だった。野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)やサッカー・ワールドカップ(W杯)での日本代表の活躍を受け、関連商品の販売が好調だった。

 水野明人社長は大阪市での決算会見で「WBCの盛り上がりは想定以上だった」と言及。今後は「スパイクなどサッカー用品の海外展開を強化する」と話した。

 ゴールドウインも12日、23年3月期連結決算を発表、売上高は17.1%増の1150億円、純利益は46.2%増の209億円だった。いずれも過去最高。

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