キャンジャニ∞、HiHi Jetsがシークレットアーティストで登場! 総勢250人出演の「Rakuten GirlsAward 2023 SPRING/SUMMER」リポート

日本最大級のファッション&音楽イベント「Rakuten GirlsAward 2023 SPRING/SUMMER」が5月4日に東京・国立代々木競技場第一体育館で行われた。開催23回目となる今回のテーマは「Happy Shower」。今年の春こそ、みんな思いっきり楽しんでほしいという思いが込められており、“うれしい”“楽しい”“幸せ”などのキラキラした感情・瞬間がシャワーのように降り注ぐよう、最高にハッピーなステージを観客に届けた。

総勢250人が出演した巨大なイベントのMCを務めたのは、12回目のメインMCとなる山里亮太と、フリー転身後初の大型ファッションイベントMCとなった森香澄。また、モデルとして、ランウェートップバッターを飾ったNiziUのAYAKA、NINAをはじめ、藤田ニコル、池田美優、生見愛瑠、王林、丸山礼、村重杏奈、ゆうちゃみ、山本舞香、高橋文哉、乃木坂46の久保史緒里、山下美月、梅澤美波、遠藤さくら、金川紗耶、筒井あやめ、与田祐希、櫻坂46の田村保乃、山﨑天、日向坂46の加藤史帆、小坂菜緒など、140人以上のモデル、タレント、俳優、女優、アイドルが登場し、ランウェーを歩いた。

HiHi Jetsがパフォーマンス&SPランウェー! 井上瑞稀は映画「おとななじみ」ステージにも

オープニングアクトと「ANNA SUI」スペシャルファッションショーの後、シークレットゲストとして初登場のHiHi Jets/ジャニーズJr.(髙橋優斗、井上瑞稀、橋本涼、猪狩蒼弥、作間龍斗)がステージに現れ、「JET」と「SHAKE」「HiHi Jets」を披露。サプライズな演出に客席からは驚きと喜びの声が上がり、会場は一気にヒートアップ。

また、HiHi Jets・井上は、久間田琳加とダブル主演を務める映画「おとななじみ」(5月12日公開)のスペシャルステージにも登場。アニマル柄のジャケットで現れた井上は、久間田と共にランウェーを闊歩した後、MC2人とトークを展開。ランウェーを歩いた感想を聞かれた井上は「初ランウェーで、緊張した」と吐露。また、撮影中のエピソード披露する中、久間田が料理をするシーンを撮影していた時、劇中の久間田の部屋に置いてあるベッドで井上が寝ているのを発見し「何寝てんじゃ!」と井上を起こしたと告白。「さすがにイラッとしますよね」と語る久間田の隣で焦り気味な井上の姿に、会場から笑いが起きた。

イベントの序盤に、華麗なるパフォーマンスを見せてくれたHiHi Jetsは、「HiHi Jets スペシャルランウェー」も。はやりのY2Kファッションでランウェーを飾った彼らは「すごい緊張感がありましたが、うれしかったし、気持ちよかったです」(猪狩)、「めちゃ楽しかったです。出てくる瞬間はコンサートとは違って独特でした」(髙橋)、「プロのモデルの姿をあらためて知りました。5人でランウェーを歩けて楽しかったです」(橋本)、「(「おとななじみ」のステージに続いて)2回目なので、自信を持って歩けました。疾走感があって楽しかったです」(井上)、「緊張してすごい顔をしながら歩いてしまいました」(作間)と感想を述べた。最後にはグループおなじみのローラースケートを履いて再登場し、「この場に呼んでいただいて光栄です。やっと自分たちが出せました。アリーナライブもあるのでよろしくお願いします!」と笑顔で締めくくった。

シークレットアーティスト・キャンジャニ∞が登場。持ち前のパワーで客席を盛り上げる!

“会えそうで会えないアイドル”というキャチコピーとゴージャス感あふれる映像で紹介され、ランウェーに現れたのは、関ジャニ∞の妹分で、約8年ぶりにシングルをリリースしたばかりキャンジャニ∞。シークレットアーティストとしてイベントに参加した彼女らは、横子、村子、安子、丸子、倉子の順でランウェーを回った後、横子から「どうも。色白はあなた色に染まりたいから。横子です」と自己紹介をスタート。すると「好きなタイプは楽天カードマン! 村子です」「港区女子代表、倉子です」「筋金入りのヤンキー好き! 好きな四文字熟語は仏、恥、義理人情の義、理科の理“ぶっちぎり”安子です」「あなたたちの笑顔はまるっと独り占め、丸子です!」と続き、会場に笑いが起きた。

グループ初の参加というキャンジャニ∞が、客席に向かって「楽しんでいらっしゃいますか?」と問いかけると、客席から拍手と「イェーイ!」と歓声が上がり、メンバーが笑顔に。やがて村子が「私たちのことを生で初めて見たという方は?」と言いながら客席を見ると、「は~い」とほとんどの観客が手を挙げていて、これを受けた倉子は「会えそうで会えないですからね」と一言。その後もしばらくトークを続けたキャンジャニ∞は、「皆さんに聴いてほしい曲がある。もうすぐ新曲が出ます」と明かし、歌い出しのポーズのまま「私たちの制服をデザインしたいというデザイナーの方、お待ちしてます」「いろんなお仕事のオファーもお待ちしてます」「私たち、今、皆さんが思っている以上に雰囲気に飲まれていますので、温かい目で見てください」とグループのアピールと、心境を語り、期待の新曲「ないわぁ~フォーリンラブ」を熱唱した。

西畑大吾、人生初のランウェーはうわさの女性と一緒!?

6月16日に劇場公開を控えている映画「忌怪島/きかいじま」スペシャルステージには、主演のなにわ男子・西畑大吾が登壇。黒いジャケットに花柄のシャツを合わせた西畑は、サプライズで登場した、怨霊“イマジョ”と共に人生初のランウェーを歩いた。その後、共演者の生駒里奈もステージに現れ、MCの山里と3人でトーク。西畑は「ホラーは苦手ですが、ホラー映画で初主演させていただきました。撮影の時、現場の皆さんが明るくて、ホラー映画を撮っているという感覚はあまりなかったです」と語り、生駒も「現場は楽しかったです! 私もホラー(映画)は苦手で、自分の芝居を確認するのが怖かったです」と明かすなど、作品について熱く語った。

INI&DXTEENが圧巻のパフォーマンスで会場を沸かす!

サバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」から生まれたグローバルボーイズグループ・INIと、彼らの弟分にあたるDXTEENがデビューシングルの発売前にステージに登場。全員ジャケットにパンツを合わせ、ポイントとしてチェック柄のアイテムを取り入れた姿でステージに立ったINIは、「New Day」と「Dramatic」、「STRIDE」「BAD BOYZ」の4曲を披露。キレのあるダンスで構成されたスタイリッシュなパフォーマンスに、観客が熱狂した。

一方、ブルー系のかわいい衣装で現れたDXTEENは、デビューシングル「Brand New Day」に収録された楽曲「Come Over」を熱唱。パフォーマンス後のトークで、自己紹介やステージの感想などを述べた後、デビュー曲「Brand New Day」も披露。清涼感のある楽曲にかわいい振り付けで、会場の観客をとりこにした。

NCT DOJAEJUNG、魅惑的なステージを披露!

韓国発のグローバルグループ・NCTから結成した新生ユニット・NCT DOJAEJUNGもステージに登場。ツイード素材の衣装を身にまとった彼らは、先月発売した初のミニアルバム「Perfume」に収録された「KISS」を披露。パフォーマンスの後、メインステージからランウェーの先端に移動し、「皆さん、盛り上がってますか! 最後まで一緒に盛り上がっていきましょう」(ドヨン)、「こんなすてきなステージに来られて本当にうれしいです」(ジェヒョン)とコメント。また「(NCT DOJAEJUNGとしては初めてだが)僕たちはこのステージに立ったことがあります」と、18年にNCT 127としてライブパフォーマンスしたことにも言及。その後、1stミニアルバム「Perfume」の収録曲「DIVE」では、3人の魅惑的な姿に客席はメロメロ。パフォーマンス後に「日本で楽しく公演もできて、おいしいものも食べられるのでうれしいです」というジェヒョンの言葉を受け、ジョンウは「昨日食べた焼き肉がとてもおいしかったですね」と明かし、本当に好きな日本語という「めっちゃうまいねんけど、食うてみる?」と関西弁も披露し、客席から笑いが起きた。その後、メインステージに戻った彼らはミニアルバムのタイトル曲「Perfume」を熱唱し、ステージを後にした。

大型ファッションイベントに初登場のNiziUがヘッドライナーにも大抜てき

「Rakuten GirlsAward 2023 SPRING/SUMMER」のヘッドライナーを務めたのは、幅広い世代から大人気のガールズグループ・NiziU。大型ファッションイベントに初登場となったNiziUは、丈の短いトップスにミニスカートというハイティーンルックで、オープニングイントロに併せてキレキレのダンスを披露した後、「I AM」を歌いながらメインステージからランウェーに移動。続いて昨年発表した3rdシングルのタイトル「CLAP CLAP」が流れると、“CLAP CLAP”という歌詞に合わせて手拍子をする観客もおり、大いに盛り上がった。

ミニトークでは、「ANNA SUI」スペシャルファッションショーでトップバッターを飾ったAYAKAとNINAが、それぞれ「本当に緊張しましたが、皆さんの歓声のおかげで楽しく歩けました」(AYAKA)、「オープニングを務めさせていただきました。(ランウェーに)出た瞬間は緊張しましたが、楽しく歩けました」(NINA)と振り返ると、RIKUから「ランウェーは夢、一緒に歩きたい!」という声が。すると、ほかのメンバーからも「AYAKAにも歩いてもらいたい」などの意見が出てきて、AYAKAはNINAと手をつないでランウェーをウォーキング。AYAKAとNINAを追うように、MAYUKAとRIKU、RIMAとMAYA、MIIHIとMAKO、RIOが歩いた。その後、センターステージに戻ったNiziUは客席に向かい「ありがとうございました」とあいさつし、「Paradise」でステージを締めくくった。

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