泡瀬一文字で14キロのカマス

 5月3日、チーム伝助の謝名堂満さんは息子と釣り仲間2人の計4人で、午後3時に泡瀬一文字に渡った。釣りを始める前にポイントを見回ってみると、堤防際に2キロほどの弱ったアオリイカを発見し、タモですくった。それを切り身にして仕掛けを投げ込んだ。最初にアタリがあったのは日没直後の午後7時過ぎで、50センチのタマンが釣れた。

 その後30センチ前後のヤマトビー2匹が釣れ、午前0時過ぎに謝名堂さんの竿(さお)に大きなアタリがあった。ロウニンアジがヒットしたと思い、急いで竿を持ってファイト開始。しかし、重量感はあるがロウニンアジのように走らない。5分ほどで足元に寄せてみると、でっかい14キロのオニカマス。その後も朝方にカスミアジ2匹と、2キロほどのマクブまで釣れて、ゴールデンウイークを満喫した。

 那覇一文字を舞台に、4月29日午後5時から翌日朝まで、タマン釣り師20人が参加して「TFNC 1dayダービーIN那覇一文字」が開催された。競技時間内に釣れたタマン1匹の全長を競うもので、15人の検量があった。主な結果は次の通り。

▽1位 時田裕次 65.3センチ・3.32キロ

▽2位 山城善成 64.3センチ・3.5キロ

▽3位 井上慎吾 63.5センチ・2.81キロ(おきなわ釣り王国社・仲栄真修)
 
 

© 株式会社琉球新報社