倉敷中央高(倉敷市西富井)で11日、看護科3年生の継灯式があり、生徒はキャンドルを手に看護の道を志す決意を新たにした。
保護者や在校生らが見守る厳かな雰囲気の中、37人が一人ずつナイチンゲール像から採火。火がともったキャンドルを手に整列し、看護の心構えを説く「ナイチンゲール誓詞」を全員で朗唱した。
宮武恭子校長が「皆さんは志を高く持ち、技術を習得しながら成長を遂げてきた。世界を明るく照らす道しるべとなって活躍することを祈念する」と激励。生徒代表の平本一花さん(17)が「患者さんに寄り添った看護ができるよう頑張りたい。同じ夢を持つ仲間と励まし合い、確実に歩んでいく」と誓った。
3年生は6月から市内の3病院で実習に取り組む。