ジャパンゴルフツアー選手会が東北3県に4WD車を寄贈

東北3県への4WD車寄贈式に出席した谷原秀人会長(左から2人目、提供JGTO)

ジャパンゴルフツアー選手会(会長:谷原秀人)は東日本大震災復興支援として、東北の岩手、福島、宮城3県の6市町村に福祉活動用の4WD車(スズキアルトL)計6台を贈ることを決め、11、12日に谷原会長が各社会福祉協議会に目録を手渡した。

同選手会は震災発生翌年の2012年から、選手が獲得した賞金の1%(約3000万円)をチャリティーで寄付してきた。15年からは「何か形にして」との思いから自動車を購入して、22年までに同3県の市町村へ計186台を寄贈してきた。

谷原会長は「震災から12年が経ち、復興が順調に進んでいるように見えても、各自治体の方々の話を実際にお聞きすると、被災後の高齢住宅の問題や、いまだに住民の方々が戻れずにいる地域があるなど、いかにあの震災の被害が甚大なものであったか改めて思い知らされています。(…中略…)困っている方々に少しでも寄り添っていけるよう、微力ではありますが、今後もみな一丸となって考え、行動に移していきたいと思います」とコメントした。

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