ラウル・フェルナンデス、右前腕の手術後の調子が悪くMotoGP第5戦フランスGPを欠場

 5月12日、2023MotoGP第5戦フランスGPのP1がル・マン-ブガッティ・サーキットで行われたが、3周走ったラウル・フェルナンデス(クリプトデータRNF・MotoGPチーム)は右手の手術後の経過が良くないため、今大会を欠場する判断を下した。

 フェルナンデスは第4戦スペインGP後にコンパートメント症候群(腕上がり/アームパンプ)の症状が出ていたため、3日にスペインのマドリード市内の病院で検査を受け、翌4日に右前腕の手術を受けた。

MotoGPヘレス公式テストに参加したラウル・フェルナンデス(クリプトデータRNF・MotoGPチーム)

 今大会のフランスGPでは、メディカルチェックをパス。P1では3ラップを周回してピットに戻ったが、右腕の状態が良くないようで、マシンを操ることができずに欠場を決めた。また、チームメイトのミゲール・オリベイラも欠場しており、代役のロレンツォ・サバドーリが走行している。

 両者は約1カ月後となる第6戦イタリアGPでの復帰を目指すことになる。

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