4月8日に1軍昇格後、アピールを続ける日々が続く滝澤夏央だが、ここ1カ月の間は試合途中からの守備固めでの出場が多く、ベンチを温める日が続いていた。
ファームとは違い、ボールを触る時間も、打席に立つ回数も格段に減ってしまうが、グラウンドにいなくても自分だったらどんなプレーをするかという視点で試合を見て、活躍できるイメージを常に持つことを大切にしているという。
「自分のあのプレーがあったからチームが勝ったとか、勝利に絡むようなプレーができた時に〝活躍した〟と感じるので、アピールはもちろんですが、チームの勝利に貢献できるように頑張ります」と締め、良い報告をすることが一番の恩返しになると活躍を誓った。
そして、5月14日は母の日。滝澤はここであらためてお母さんに感謝の気持ちを伝えることにした。「僕のお母さんは、一言で言うと優しい人です。調理員をしていて、どの料理もおいしいのですが、あえて選ぶならカレーです。隠し味は内緒ですが、実家に帰った時は必ずリクエストしてしまいますね。少年野球の時も働きながら、僕の試合をたくさん見に来てくれたことは今でも忘れません。野球についてはルールが分かる程度で詳しくないのですが、昔から言われている魔法の言葉は『大丈夫』です。お母さんからの『夏央なら大丈夫』という言葉は最強でした。思い出がたくさんあり過ぎて一番を決められませんが、最近では食器乾燥機をプレゼントしました。ずっと欲しいと言っていましたし、初めての親孝行かもしれません。喜んでくれて僕もうれしかったです」と照れくさそうに話し、「皆さんも、この機会にぜひ日頃の感謝を伝えてみてください!」とメッセージを送った。
(西武ライオンズ広報部)