5月11日、震度5強の揺れを観測した千葉県木更津市では、一夜明けた12日、被害を受けた住宅の屋根にブルーシートがかけられていました。
市は12日から、り災証明書の受付を始めています。
栄宝丸つり舟店 内田幸子さん
「また揺れて瓦が落ちたりしないかとか、強度も弱くなっているのでこのまま崩れないかとか、その時に子どもや人がいたらどうしようと思うし、海に出る仕事なので心配」
11日の地震で、自宅の約3分の1の瓦が落ちたという釣船店。
店の女性は約5メートル四方のブルーシートを4枚購入し、11日午後4時ごろ取り付け工事が行われたということです。
千葉県によりますと、木更津市内ではこの釣船店も含め、住宅の外壁に亀裂が入るなどの被害が合わせて13件確認されていて、木更津市では12日から、り災証明書の受付が始まりました。
手続きには、身分証明書と被害の状況がわかる写真が必要で、駅前庁舎内にある危機管理課で、平日午前9時から午後4時半まで受け付けているということです。
栄宝丸つり舟店 内田幸子さん
「職員の方もびっくりしていて、これほど大きな被害なら写真も全部引き取らせてくださいということだった。次のステップはみえていない。まだこれから」