福井県永平寺町は12日、全国初となる「レベル4」の高度な自動運転車両の運行を21日から始めると発表した。県公安委員会から必要な許可を11日付で得た。21日にはサービス開始に当たって式典を開く。一般の利用は28日から。
永平寺町では、2021年からレベル3の自動運転車両を運行してきた。レベル4では、決まったルートや遠隔監視などを条件に、システムが全て操作をする完全自動運転となる。
レベル4の車両は3月30日に国土交通省から認可された。7人乗りの3台を使用する予定。歩行者や自転車が通行する約2キロの遊歩道を、地面に引かれた電磁誘導線に沿って最高速度12キロで走行する。