可燃ごみ、ユニーク名称に変更 徳島市、「分別頑張ったけど…」

 徳島市は12日、家庭ごみのうち、燃やせるごみの名称を15日から「分別頑張ったんやけど、燃やすしかないごみ」に変更すると発表した。市民に配布するごみ収集日程表などに記す。ユニークな名称にして分別意識を高めてもらう狙い。

 市によると、2021年度の燃やせるごみのうち、紙類が約37%。「雑がみ」としてリサイクル可能なものも多く含まれており、市担当者は「リサイクルできるものはしてほしい」としている。

 家庭ごみを巡っては、リサイクルによる減量化に向け各自治体が知恵を絞っている。福岡県柳川市は21年、指定の可燃ごみ袋の表記を「燃やすしかないごみ」に変更し、分別の徹底を呼びかけている。

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