「好奇心育む学習」を重点目標に 岡山市教委が方針を示す 体験学習の充実へ

岡山市教育委員会は2023年度から3年間、子どもたちの「やる気につながる好奇心を育む」ことを重点目標とし、体験学習の充実などに取り組みます。

(岡山市教育委員会/三宅泰司 教育長)
「物事を探究しようとする根本となる気持ちを今まで以上に大切に育んでいきたい」

岡山市の三宅泰司教育長は、12日の会見で「新型コロナ禍の3年間で子どもたちの他者との関わりや体験の機会が減少した」と話し、好奇心を引き出すような体験学習を充実させる方針を示しました。

初対面の人と自然の中でさまざまな活動を行う「わくわく探検隊」や、オリエント美術館でのワークショップを開催するなど、学校と市内のさまざまな施設が連携して取り組みを進めます。

また、タブレット端末などを活用し、動画で美術鑑賞や魚の観察を体験できる学習にも力を入れます。

岡山市教育委員会では、家庭教育の支援や教員の指導力向上にも努め、子どもの好奇心を育みたいとしています。

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