【ソウル共同】東京電力福島第1原発の処理水海洋放出を巡り韓国の専門家らが現地視察する計画を調整するため、日韓の外務省局長級協議が12日、ソウルで行われた。視察は23日からの予定。
協議に先立ち、国務調整室の朴購然第1次長は記者会見で「視察は海洋放出過程の安全性全般を検討するのが目的だ」と説明。「視察団の活動は最低2日間になるだろう」とし、規模は20人ほどを計画していると述べた。
また朴氏は、原発事故を受けた日本の水産物の輸入規制解除について「問題がないと立証され、国民が情緒的に受け入れる段階になるまでは、解除はない」と強調した。