【FC東京】新国立で「You'll never walk alone」の大合唱。多摩川クラシコ勝利の歓喜と中村帆高に捧げる

スウォビィク「帆高のために一丸となって勝てた。FC東京ファミリーにとって、大事な1勝に」

[J1 13節] FC東京 2-1 川崎/2023年5月12日19:33/国立競技場

J1リーグ13節、FC東京が徳元悠平のJ1初ゴールと1アシスト、安部柊斗の一撃で、川崎フロンターレに2-1の勝利を収めた。FC東京はリーグ3試合ぶりの勝利、多摩川クラシコでは実に5年ぶりの白星に。

試合後、選手たちは「HOTAKA」と書かれたTシャツを着て場内を一周し、ファンとサポーターにあいさつをした。そしてFC東京のサポーターで埋まったゴール裏からは「You’ll never walk alone」の大合唱が起こり、その大きな声が新国立競技場の夜空に轟いた。

クラシコでの久々となる勝利の凱歌であるとともに、今季好調なプレーを見せていたなか4月29日のアルビレックス新潟戦で右アキレス腱断裂の大ケガ(全治未定)を負った中村帆高に捧げるエールでもあった。

GKヤクブ・スウォビィクは「大きな勝利。帆高のためにも一丸となって、勝つことできました」と少し興奮気味に語った」。さらに「FC東京ファミリーにとって、大事な1勝。勝つことが最近できずにいましたが、一丸となって戦えたことが今日の勝利につながりました。まだまだここから結束力を持ち、毎試合少しずつでもステップアップして前に進みたいです。今日がキッカケになるはずです。この雰囲気を作り上げたサポーターを誇りに思います」と、青赤のファンとサポーターに感謝した。

© SAKANOWA株式会社