ノッポさんをしのんで「できるかな」「みんなのうた」を放送

NHK Eテレでは、昨年9月10日に逝去された高見のっぽさん(享年88)をしのんで、関連番組を放送する。

1966年から20数年にわたってNHK Eテレの子ども向け番組「なにしてあそぼう」「できるかな」に出演し、“ノッポさん”として親しまれてきた高見さん。5月13日は、一言もしゃべらないノッポさんとゴン太くんが、身近な材料を使って、楽しく想像性豊かに工作をする幼児向け番組「できるかな」(深夜1:15)を放送する。

ラインアップは、「ロボット」(1981年11月10日放送)、「おいしゃさん」(82年5月11日放送)、「新聞紙」(88年10月18日放送)。さらに、番組最終回となった「変身」(90年3月6日放送)では、ノッポさんが初めて視聴者に向かって「やあ!」と語りかける。なお、「ロボット」「変身」は、5月19日(午後4:00)にも再放送される。

同じく13日深夜には、「グラスホッパー物語」3部作が放送された「みんなのうた」(深夜2:15)をおくる。「グラスホッパー物語」は、作曲家・松本俊明氏がロンドンで遭遇した小さな事件のエピソードを基に作った曲に共感したノッポさんが、高見のっぽとして71歳で歌手デビューし、作詞も担当した作品だ。

「みんなのうた」で放送した3部作「グラスホッパー物語」(2005年12月1日放送)、「ハーイ!グラスホッパー」(07年4月2日放送)、「グラスホッパーからの手紙~忘れないで~」(09年10月1日放送)には、自らも出演し話題となった。

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