栃木県民の命と健康守る看護職を表彰

 長年にわたって看護に携わり、医療現場を支えてきた人の功績をたたえる「看護大会」が12日、栃木県庁で開かれました。

 看護大会は、近代看護の礎を築いたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日5月12日の「看護の日」に合わせて、毎年開かれています。

 この日は長年にわたって看護の職を務め、地域住民の健康づくりや後進の育成に貢献した、県内の看護師ら40人に福田富一知事などから表彰状が贈られました。

 受賞者を代表して、野木町の訪問看護ステーション「たんぽぽ」で28年間にわたり看護の最前線で活動し、知事表彰を受けた鮎澤みどりさんが「在宅ケアの需要が高まり訪問看護の役割が重要になっている中、日々の業務と人材育成などさらに精進していきたい」と述べました。

 式典の最後には、受賞者らが「保健・医療・福祉に貢献し、よりよい看護を提供するため努力します」と宣言をして、県民の健康を守るためさらなる貢献を誓いました。

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