ブルージェイズ・バシットが2安打完封 ブレーブス打線を封じる

【ブレーブス0-3ブルージェイズ】@ロジャース・センター

今月に入ってからレッドソックス4連戦に被スイープ、パイレーツ3連戦をスイープ、フィリーズ2連戦に被スイープと極端な戦いが続いているブルージェイズは、今日からブレーブス3連戦がスタート。その初戦は先発のクリス・バシットが強力打線を相手に好投を見せ、2安打完封で5勝目(2敗)をマークした。バシットの完封は2年ぶり2度目。ブレーブス先発のスペンサー・ストライダーは7回途中まで12奪三振の力投を見せたが、今季初黒星(4勝)を喫した。

ストライダーとバシットによる投手戦となった一戦は、バシットが5回表二死満塁のピンチを無失点で切り抜け、5回裏二死1・2塁からジョージ・スプリンガーのタイムリーでブルージェイズが先制。7回裏にショーン・マーフィーの捕逸でブルージェイズが貴重な追加点を奪い、8回裏にはドールトン・バーショの6号ソロでダメ押しの3点目が入った。バシットは103球で9イニングを投げ抜き、被安打2、奪三振8、与四球2、無失点と安定感抜群のピッチング。アスレチックス時代の2021年以来となるキャリア2度目の完封勝利をマークした。

ブルージェイズの投手による9イニング完投は2017年のマーカス・ストローマン(現カブス)以来6年ぶり。9イニング完封は2015年のマーク・バーリー以来8年ぶりの快挙である。今季初登板こそ4回途中10安打9失点、被本塁打4本と滅多打ちを食らったバシットだが、それ以降の7試合では6度のクオリティ・スタートを達成するなど、5勝1敗、防御率1.97、WHIP0.94と安定したパフォーマンスを続けている。

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