先進7カ国(G7)教育相会合は13日午前、富山市でオープニングセッションが開かれ、2日目の日程が始まった。永岡桂子文部科学相は冒頭のあいさつで「急速なデジタル化は教育現場に大きな変化をもたらしている」と述べ、各国の先進的な事例や課題を共有することの重要性を訴えた。
各国教育相らが新型コロナウイルス禍での教育実践などについて基調発表し、本格的な討議は午後から始まる。新型コロナの影響を踏まえた今後の学校教育の在り方がテーマで、情報通信技術(ICT)を活用した教育のための環境整備などが話し合われ、「チャットGPT」といった人工知能(AI)の教育への影響についても議論する。