味わいまろやカニ 「甲殻類」ちなんだコーヒー開発 真岡のソワカフェ

企画展に合わせて開発したキトサンブレンド

 【真岡】八木岡の「自家焙煎(ばいせん)真岡珈琲(コーヒー)ソワカフェ」は、県立博物館の協力を得て、同館で開催中の企画展「甲殻類ワールド」にちなんだコーヒー「キトサンブレンド」を開発した。同館のミュージアムショップなどで販売している。

 店では、同館に勤める知人から声がかかり、これまでも同館の企画展に合わせてさまざまなコーヒーを考案してきた。今回は甲殻類の生態や魅力などを紹介する企画展のため、カニの甲羅から作られた「キトサン」をコーヒーに少量ブレンドして作った。常磐大人間科学部健康栄養学科の秋山隆(あきやまたかし)准教授が監修した。

 味はまろやかで飲みやすいという。商品は1袋100グラム入りで800円、ドリップパックは1個300円。ミュージアムショップのほか、店でも予約販売する。販売は企画展の期間である6月18日までの予定。

 店の蒲谷英和(かばやひでかず)代表(59)は「専門家からの意見を聞けたので実現した。博物館に興味を持つきっかけにしてほしい」と話した。

 (問)同店080.2331.6126。

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