岸田文雄首相は13日、先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)の主会場となる広島市南区のグランドプリンスホテル広島を事前視察した。午後には、バイデン米大統領ら核兵器保有国を含むG7首脳と共に献花や視察を調整している原爆慰霊碑や原爆資料館も訪問。戦争被爆地での初開催となる19日のサミット開幕を控え、各国首脳や会場の警備に当たる警察庁指揮下の警察官や海上保安庁の部隊を直接激励し、テロ防止へ万全を期す考えを示した。
首相は「歴史的なサミットを安全かつ円滑に進行するのは開催国日本の重大な責務だ。その成否は皆さんの双肩にかかっている」と呼びかけた。